OODA(ウーダ)ループとは?分かりやすく解説
PDCAサイクルという方法が一般的に知られていますが、PDCAサイクルに変わるものとしてOODA(ウーダ)ループが注目を集めています。今回はOODA(ウーダ)ループについて解説します。
OODA(ウーダ)ループとは
元々、アメリカ空軍が発祥と言われています。
航空戦などの際に現場で素早く、判断・意思決定ができるようにと編み出された方法です。
その方法が、スポーツなどの勝負事やビジネスの現場にも応用可能であるとして、導入する企業が増えてきました。
OODA(ウーダ)ループの概要
OODAループは、Observe(観察)、Orient(状況判断・方向づけ)、Decide(意思決定)、Act(行動)の頭文字を取ったものです。
わかりやすく言うと、「みる」「わかる」「きめる」「うごく」になり、このループを回していくのがOODAループになります。
OODA(ウーダ)ループの具体的ステップ
OODAループの具体的なステップについて詳細にみて行きましょう。
Observe(観察)
まず、観察することから始まります。
現場の状況や、社会の変化、新しい技術や競合他社の状況、自社内部署の業績や雰囲気など、
あらゆるものを観察して、自分以外の生のデータを収集します。
Orient(状況判断・方向づけ)
観察で得た情報を分析し、次の意思決定に必要なものを整理します。
Decide(意思決定)
Observeで集めた情報を、Orientで分析し、次の行動に繋がるための計画や意志決定を行います。
この時点で、情報が不足していることがわかれば、Observeに戻り、再度、情報収集をすることも可能です。
Act(行動)
意思決定し、計画したことを実行に移します。
実行しながら、その結果を観察し、再度情報を収集、Observeに戻りループを回していき、より良い行動に改善していきます。
PDCAサイクルとの違い
PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Act(改善)の順にサイクルを回して行くことです。
有名な方法ですので、ご存知の方も多いのでは無いでしょうか?
また、うまくPDCAサイクルを回すことができなかった経験もある人も多いかもしれません。
PDCAサイクルは、Plan(計画)から始まります。
新年にたてた計画が80%以上、うまくいかないように、計画を立て実行するというのはかなり難しいことです。
それに比べOODAループは、観察から始まります。
観察はおそらく、計画よりもずっと始めるハードルが低いので、スタートでつまずく人は減るのでは無いかと思います。
加えて、OODAループは必要であれば途中で観察に戻ることが可能ですので、より柔軟に対応できる手法と言えます。
より柔軟で取り組みやすいOODAループ
PDCAサイクルとOODAループ、それぞれ目的が違うので、どちらが優れているかという議論は意味がありません。
より、ご自身にあった方を選べば良いですし、使いやすいように組み合わせたりしても良いと思います。
PDCAサイクルに挫折した経験のある人は、OODAループを取り入れてはいかがでしょうか?
参考になりましたら、幸いです。
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