Google検索エンジンアルゴリズムBERT(バート)とは?
2021/3/21
BERTとは、Bidirectional Encoder Representations from Transformersの略でGoogleによって開発された言語モデルのことで「バート」と読みます。この言語モデルが2019年にGoogle検索に導入され当時大きな話題になりました。
BERTの特長とは?
BERTが「ユーザが入力した文章の意味を理解できるようになった」というのが大きな特長です。
たとえば、
「はしの持ち方」
といえば、日本人ならすぐ「箸」だとわかりますが、この検索意図をコンピュータが理解するのは今まで大変でした。
「橋」なのか「端」なのか「箸」なのかを理解して検索結果に表示する必要があります。
「はしの持ち方」
で検索していただくと、意図通りの検索結果になっていることがおわかりいただけるはずです。
ここでのポイントはもう一つあって、上位表示されている検索結果に「はし」という単語が無いことです。
Googleが自動的に「箸」だろうと置き換えて検索してくれています。
たとえば、
「はしの持ち方」
といえば、日本人ならすぐ「箸」だとわかりますが、この検索意図をコンピュータが理解するのは今まで大変でした。
「橋」なのか「端」なのか「箸」なのかを理解して検索結果に表示する必要があります。
「はしの持ち方」
で検索していただくと、意図通りの検索結果になっていることがおわかりいただけるはずです。
ここでのポイントはもう一つあって、上位表示されている検索結果に「はし」という単語が無いことです。
Googleが自動的に「箸」だろうと置き換えて検索してくれています。
Rank Brainとの位置づけは?
近い概念としてあるRank Brainとの位置づけはどういったものになるでしょうか。
「Rank Brain」は近い単語を類推してくれる、そして「BERTは文脈を理解してくれる」という位置づけになり、両者が補完しあう関係となっています。
「Rank Brain」は近い単語を類推してくれる、そして「BERTは文脈を理解してくれる」という位置づけになり、両者が補完しあう関係となっています。
まとめ
以前はユーザが入力したキーワードがホームページ内にあるかどうかで判断していたものが、今ではユーザの意図を汲んで検索結果を表示してくれるようになりました。
Googleはますます便利になっていきますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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