2021/4/7
Webサーバや我々が使っているパソコンやスマホにはIPアドレスが割り当てられています。IPv4とは、インターネットを設計するときに、約43億のIPアドレスもあれば大丈夫だろうということで32ビットとなりました。もともとアメリカの軍事目的の利用だったので約43億あれば十分だったことがありました。
ただこれだけスマホを中心にインターネットが爆発的に普及すると約43億のIPでは足りなくなり、次世代のIPアドレスが必要になったというわけです。そこででてきたのが128ビットのIPアドレスをもつIPv6です。
少なくとも人間の世界総人口にも満たないので、足りないのは明らかですね。
IPv6ではそれが改善されており、全人類の細胞一つひとつにIPアドレスを振ったとしても枯渇しないボリュームというからものすごい数ですね。
ただし、IPv6への移行は相当大変
ガソリン自動車がなかなか電気自動車に変わらないように、一旦普及してしまったIPv4をIPv6にするのは非常に大変なんです。ハイブリット車があるように、ネットワークの世界もデュアルスタックといってIPv4とIPv6を共存させる仕組みがありますが、完全にIPv6移行するには相当の時間がかかると予想されます。
ただ、IPv4の枯渇も近いといわれているので(といいつつ10年は立ちますが^^;) ネットワークスキルのアップデートもしなければいけませんね
最後までお読みいただきありがとうございました。
