必要な機能が提供されていてオリジナルの開発に専念できることがフレームワークのメリットです。

例えば多くの場合に使うであろうログイン機能や、データベースに簡単に接続できる機能などはライブラリーとして提供されています。そのため、オリジナル機能の開発のみに専念することで、開発工数を大幅に減らすことが可能になります。

反面、フレームワークを使わないと、すべての機能を0から開発する必要があります。

フレームワークはいいことだらけにも見えますが、デメリットはあるのでしょうか。いくつか挙げるとするならばフレームワークの提供している範囲内でしか開発ができない（正確に言うとできないことはないですが、現実的ではない）ということです。

フレームワークとはいわば、建売住宅のようなものです。その中でのリフォームは簡単に可能ですが、木造構造を鉄筋構造に変えたいなどの場合は現実的ではありません。開発工数が少ない代わりに、できることが制約されてしまうということですね。

また、そのフレームワークの開発を停止したなどの場合は、新しいフレームワークに切り変える必要があるため、開発にあたりフレームワーク選びは大切になります。

おわかりいただけましたでしょうか。
フレームワークとは、必要な機能が標準で準備されていて、オリジナルの開発のみに専念できる便利なもの、ただし、フレーム選びは慎重に。ということを覚えていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。