【コンテンツSEOに関する誤解】SEOにはページ数を増やせばいいと聞いたんだけど本当?
2020/3/16
コンテンツ作成のための参考となれば幸いです。
それではいってみましょう。
コンテンツSEOという言葉が流行した背景とは
一昔前は被リンク、すなわち外部サイトからホームページへのリンクを張るだけで、簡単に順位が上がった時代がありました。
それによりSEO=被リンクという図式となり、たくさんの被リンクサービス(リンクを供給するサービスのこと)が生まれました。
それが2012年4月にGoogle、「ペンギンアップデート」というものが実施され、検索エンジンをダマすような被リンクやSEO業者からのリンク、有料リンクなどを規約に則り、最悪の場合は検索結果に出てこない等のペナルティを課すようになりました。
コンテンツSEOという言葉が流行した背景とは
検索順位を上げるために有料の被リンクを張ったら、逆に検索結果に出てこなくなるという本末転倒なことが起こり、SEO業界に大きな激震が走ったのがこの2014年です。
そこからSEO業者は大きく軸足を変えるようになり、コンテンツSEOというのが流行し始めました。
端的に言えば、ページ数を増やすことで検索順位を上げようというものです。
このような流れからSEO=コンテンツという図式が出来上がりました。
この時に何がおきたかというと、低品質、すなわち閲覧者が求めている情報でないサイトが上位表示されるということが起きていました。
パンダアップデートの導入
その対策ということなのかはわかりませんが、2012年7月に「パンダアップデート」というものが実施され、閲覧者が求めていない情報、すなわち低品質なコンテンツや重複コンテンツを評価しないアルゴリズムが実装されました。
Googleの目的は、閲覧者が求めている情報を1位に表示させることで、これは今も昔も変わっておらず、今後も変わらないでしょう。
人工的な被リンクをたくさんつけたサイトや低品質なコンテンツや重複コンテンツのサイトを上位表示させないのは自然な流れといえます。
コンテンツが多いと何がいいのか
検索結果には、トップページだけではなく、個別ページも出てきます。
すなわち検索エンジンに覚えられる(インデックスといいます)のはページ単位です。
ページ数が多いということは集客する媒体が増える、インターネット上の支店が増えるようなイメージでしょうか。
一般的な傾向として、ページ数が多ければ比例してアクセス数も増えてくるのはこのためです。
では、アクセス数や検索順位をあげるために、どんなコンテンツを書いてもいいのでしょうか。
過去にコンテンツをたくさん書いているけれど順位が下がった事例がありました。
100ページほど書かれていましたが、記事の内容がサイトの趣旨にあわないものだったり、ちょっとした日記だったり、文章量が少ないなどが散見されました。
思い切って低品質なコンテンツを非表示にしたところ、順位が戻りました。
この事例から単純にページ数を増やせばいいというものでは無いことがお分かりいただけるかと思います。
高品質コンテンツとは
ではどんなサイトが高品質なコンテンツなのでしょうか。
閲覧者が「検索する」という行為には、何かしらの問題や気になっていることなどの課題を「解決したい」という意図が含まれています。
Googleではその課題に対して、「効率的に解決できるような情報が掲載されているページ」が高品質であると考えています。
端的に書くと、「閲覧者が求めている質問に的確に答える」といったところです。
例えばですが、美食ブログとか著名人だったら別ですが、今日ラーメンを食べたとかというコンテンツは閲覧者が読みたい情報でしょうか。
ここにもヒントが隠れているのですが、検索順位には「専門性」というのも重視されます。
著名なグルメブロガーがラーメン屋のレビューをしていたら読んでみたいですよね。
ただ、専門性のない一般の方が書いた記事だとどうでしょうか。おそらく説得力が違うのではと。
ここからもし記事を書く際は、工務店であれば「施工事例」や「失敗しないためのリフォーム会社選び」など、関連したもののほうが評価はされやすいです。
清掃会社であれば清掃のプロだからこその内容、例えば「お家でもできるエアコンの掃除方法」など ”閲覧者の知りたい” とマッチさせることでアクセスにもつながります。
閲覧者にとって役に立つ記事であれば、SNSやブログ等でシェアしたいと感じることで結果自然な被リンクが獲得でき、結果として評価にも繋がります。
コンテンツの品質に関してはGoogleが出しているWebマスター向けガイドラインを一読されることをオススメします。
https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja
一点誤解されやすいこととして「ペンギンアップデートで被リンクは効果が無くなった」という方も中にはいらっしゃいますが、ちょっと違います。
被リンクの重要性は今も昔も変わっておらず「規約違反の不自然なリンクはすぐに見破られてペナルティを受けるようになった」だけ、つまり検索エンジンの精度が上がったにすぎません。
不自然なリンクとは(どういうものがダメなのかということですが)、以下がGoogleが出している被リンクに関するガイドラインです。
https://support.google.com/webmasters/answer/66356
被リンクについての重要性もこのように書かれています。
サイトへのリンクの大部分は、ユーザーが検索や他の方法でコンテンツを発見し、そのコンテンツにリンクするにつれて、徐々に追加されていきますが、苦労して作成したコンテンツについて他の人に知らせたいという思いも Google は理解しています。新しいコンテンツを効果的に宣伝すれば、同じテーマに関心を持っているユーザーに発見されるのが早くなります。
https://support.google.com/webmasters/answer/7451184?hl=ja&ref_topic=9460495より抜粋
ここで重要なのは、あくまで自然に紹介してもらえる記事を書くということです。
いい記事だったら他の人にシェアしたいと思いますよね。
そういった記事になるように書くということが大切だということです。

例えば弊社のお客様の事例ですが、ホリ写真館様では素晴らしい写真とコンテンツを日々更新されています。
FacebookやインスタグラムなどのSNSでも人気です。
素敵な写真の数々、ついついシェアしたくなるのではないでしょうか。
ホリ写真館様のブログページ
この記事でもご紹介させていただいたように、いいサイトだとこうやって紹介したくなるので自然と被リンクも増えていくというわけです。
まとめ
重複コンテンツや低品質なコンテンツを何ページ書いたとしてもプラスにならないということはお分かりいただけたかと思います。
閲覧者の視点になり、ぜひ他の人にシェアしたい!と思われるような記事を書かれることをオススメします。
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追伸)なぜペンギンアップデートとかパンダアップとかというのだろうと気になったことはないでしょうか。
ペンギンもパンダもどちらも白と黒ですよね。SEOに白黒つける境界線、すなわちここまではセーフ(白)のSEOで、ここからはNG(黒)のSEOという意味で白黒の動物が選ばれているようです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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