ホームページを上位表示させるにはSEO対策で「検索アルゴリズム」というのを見聞きされたことがあると思います。

検索アルゴリズムとはどのようなことかについてお伝えします。

検索アルゴリズムとは？

検索アルゴリズムとは検索エンジンが検索結果でランキング表示するための評価基準・計算方法・手順のことです。

ユーザーがキーワード検索したときに、そのユーザーにとっていかに最適な結果をランキング表示させるかということを、検索エンジンのデータベースに登録された膨大なウェブページについて、様々な観点から評価し、関連性が高く有用なウェブページをランキング形式で瞬時に表示させるための評価基準・計算方法や手順を定めたものです。

検索エンジン最大手のGoogleはその検索アルゴリズムにおいて検索結果を決める主な要因について以下の5つをあげています。

• ①検索意図の把握
• ②ウェブページの関連性
• ③コンテンツの品質
• ④ユーザービリティ
• ⑤文脈の考慮

検索アルゴリズムのアップデート

Googleはユーザーにとってより良い検索結果を提供するために、常に検索アルゴリズムの向上をはかっています。

またブラックハットと呼ばれる不正な手法やウェブページコンテンツをコピーするといった不正なウェブページを検索結果から一掃していくためにも検索アルゴリズムのアップデートが欠かせないのです。

スマホやiPhoneといったモバイル端末ユーザーが近年爆発的に増えてきていますが、PCユーザーとは異なる検索のしかたの多様性にも快適に検索できるようなアップデートも行われています。IPアドレス、周辺のMacアドレス、GPSなどによる位置情報や、キーワードの列挙から文章による検索、音声検索などなど。

検索アルゴリズムのアップデートによる順位変動

ユーザーのために常に最適な検索結果を返すために行われる検索アルゴリズムの更新によって、それまであるキーワード検索結果で上位表示されていたウェブページの順位が大きく下がる。また逆に順位をあげるウェブページもでてくる。

検索アルゴリズムのアップデートにはこのような順位変動が伴います。

というのも検索アルゴリズムのアップデートによってウェブページについての評価基準などが変わるためです。

近年の大きなアップデートとしては

• ・ベニスアップデート（2014年）ユーザーの位置情報（アクセスポイント）を参照することで「地名キーワード」を含まない検索でもユーザーの現在地に即した検索結果を返す検索アルゴリズムアップデート。
• ・モバイルフレンドリーアップデート（2015年）スマホやiPhoneなどモバイル端末でも見やすいウェブページの評価をあげて、そうではないウェブページの評価や順位を下げる検索アルゴリズムアップデート。

参考になれば幸いです。