経営者なら誰もが持っているのが、ライバル（競合）への意識です。ついつい、ライバルの動向を見たり聞いたりし、いいなと思ったり、「あそこがやってるからうちもやる」ように、過剰に意識する方もいらっしゃいます。

市場調査の一環でライバル動向を分析するのは必要とは思いますが、過剰なまでに反応するケースを幾度となく目にしてきました。

ライバルはこうしたから、うちもこうしようとか。常に競合の動向が気になるので、ついついネットで調べてしまうなどのご経験もあるかもしれません。マーケットシェアが重要な大企業であれば、大きな問題になりますが、中小企業においては他に意識を向けるべき部分があると考えます。

例えば、弊社はホームページ制作をメイン業務としていますが、マーケット全ての「ホームページの制作代行をお願いしたい」という顧客を獲得することはできません。社内で設定した件数を獲得したら、そこで受注を制限します。

全国にはホームページ制作を生業とされている会社が多く存在します。AMSではなく、他社を選んだとしても、それをうらやむこともしないですし、当然だとも思っています。ただし、AMSを選んでいただいたお客様にはAMSを選んで良かったと必ず思っていただけるように心がけています。

そのため弊社では、競合他社がどれだけお客様を獲得されていても羨ましいとは思いませんし、獲得数で競うこともありません。

ただし、Webマーケティング的にとかSEO的に大切などお客様のために必要なことであれば、他社動向は関係なく、真っ先に導入します。それはお客様にとって大切だからです。ライバルに勝ちたいという視点ではなく、AMSを選んでいただいたお客様のために何ができるかという視点がとても重要と考え、そのためにアンテナは常に張っています。

実生活でも一緒ですが、他人と比較するのではなく、自分自身がどうありたいか、そして幸せかを考える。他社と比較するのではなく、お客様目線で何ができるかを考えることがビジネスの成功の近道だし王道だと考えています。上をみればきりがないし、下を見ればきりがない。余談ですが、成功者が住むという印象のタワーマンションでも、住む階数によって上下関係があるとかないとか。

何かの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。