最近ホームページでIDとパスワードを入力するときや、フォームからデータを送信しようとするときに「私はロボットではありません」というメッセージとともにチェックを求められることがありますよね？

これは、bot（ボット）などによる、不正なアクセスからホームページを守るための仕組みでCAPTCHA（キャプチャ）といいます。

CAPTCHA（キャプチャ）とは？

ホームページはじつはbot（悪意のある自動実行プログラム）によってさまざまな攻撃をうけてしまうことがあります。

例えば、自動実行プログラムbotで大量のユーザ登録をしようとされたり、不正なログインを繰り返してログイン情報を盗み取ろうとしたりするのです。

そこでホームページ運営側に「この操作はbotによるものなのか、人によるものなのか」を判別する仕組みが必要になりました。

それが「私はロボットではありません」というメッセージとともにチェックを求めるCAPTCHA（キャプチャ）という仕組みです。

Googleが無償提供

以前はセキュリティ関連各社がオリジナルのCAPTCHA（キャプチャ）を開発していましたが、Googleが開発したものを無償提供をしてくれています。

Googleが開発しているCAPTCHA（キャプチャ）は、reCAPTCHA（リキャプチャ）というものです。Googleアカウントがあるひとならどなたでも利用することが可能です。

このreCAPTCHA（リキャプチャ）の最新バージョン3では、「私はロボットではありません」というメッセージとともにチェックを求めるといった人によるアクションは不要でbotか人かを判断できるようになってきています。

参考になれば幸いです。