【初心者向け】高速通信が可能!HTTP/2とは?
2021/3/9
ホームページのアドレスでみるHTTPとは、もともとHypertext Transfer Protocolの略です。
ホームページを送信するプロトコル(手順)のことをいいます。
このバージョンは1999年6月にHTTP/1.1が規定されて以来、16年も変わってなかったんです。
今回、16年ぶりにプロトコルが規定されてHTTP/2となりました。
HTTP/1.1とHTTP/2の違いについてみていきましょう。
この図はHTTP/1.1とHTTP/2の違いについて表した図です。
基本的に、HTTP/1.1だと1つ1つしか順番にサーバより受信できません。
そのためたくさん大容量コンテンツがある場合には待たされて遅いことも。
(注釈:実際には複数の仮想ブラウザを立ち上げることで高速化を図るブラウザものもあります)
しかしHTTP/2では、同時にストリームというものを複数立ち上げることで、平行してファイルを受信することが可能になりました。
HTTP/2の利用には条件がある
HTTP/2の利用には条件があり、実質SSL通信でしかHTTP/2通信ができなくなっています。
ということは高速化したHTTP/2通信を使おうと思うと常時SSL化が必須となっています。
では常時SSL化をしているとHTTP/2に対応しているかというと残念ながらそうではありません。
2015年に導入された比較的最新の技術のため実際対応しているサーバは少ないでしょう。
HTTP/2に対応しているかどうか知る方法
こちらはAMSホームページ制作代行で制作させていただいたお客様のサイトです。
Chromeを使い、ホームページ上で右クリックして「検証」を押します。するとこのような画面が出てくるので、
ここで右クリックして「Protocol」を選びます。
そこで「h2」となっていればHTTP/2に対応しているということです。
皆さまのサイトでもh2に対応してるかみてみてください。http/1.1だったらHTTP/1.1をお使いということになります。
余談ですが、h3-29だったら、さらに高速化が図られているHTTP/3をお使いということになります。これについては以下の記事を参考にしてください。
まとめ
常時SSL化すると暗号化をすることでどうしても暗号化のプロセスがあるためにhttpよりも遅くなってしまいます。
しかしHTTP/2に対応することでHTTPよりも高速化するケースも。検討したい技術の一つですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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