SSL証明書の種類について(ドメイン認証型、企業認証型、EV)
2021/4/9
暗号化通信のために必要なSSL証明書ですが、3種類あるってご存じでしたか。
ドメイン認証(DV)型、企業認証(OV)型、EVというものになり、右に行くにしたがって価格もアップします。
実は価格が違っても、暗号強度は一緒なんです。すなわちお金をかければ暗号化通信に強くなるというものではありません。じゃあ、何が違うのというと、右に行くにしたがって、SSL証明書の発行の際、企業の実在審査がきっちりとなされます。
3つある証明書の目的は、暗号強度ではなく、主にフィッシング詐欺対策なんです。 ここではそれぞれの特徴についてみていきましょう。
ドメイン認証(DV)型
一番よく使われている証明書です。ドメインの使用権を確認することが、SSL証明書の発行条件です。サービスによっては無料で簡単に発行できるため、フィッシング詐欺対策にはなりません。
https通信をしてるから正規のサイトとは言えないということですね。
企業認証(OV)型
法人がちゃんと存在しているかを証明しないと発行されません。帝国データバンクへの登録もしくは登記簿謄本の提出が必要になってきます。
EV型
企業の実在証明にプラスして、企業の活動実績なども審査の対象になります。より厳格な実在審査があるというわけです。昔はEV型の証明書だと緑のバーがでたり、企業名が出たりしましたが、最新のブラウザではEV型でもDV型、OV型と同じように鍵マークだけになりました。
まとめ
現状では閲覧者はぱっと見て、どの証明書を使ってるかわからない状況です。緑色にならないのでEV型までするメリットも少なくなってきています。近い将来Chromeは鍵マーク自体を消してしまうという計画のようです。
SSL証明書はあって当たり前という時代になってきていますね。 ちなみにSSL通信の簡単な仕組みについては以下も参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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