今までホームページを持たなくても問題なかった？

問題ないというより今いる社員だけで十分でしたが、今いる中堅社員と若手社員の年齢がだんだんと開いてきて、業界的に若い子が入らない業界にもなってきているので、このままではいけないなと思いました。

昔は求人情報誌とかに出せば問い合わせが来たのですが、今はそれだけじゃ若い子が入ってこなくなりました。
若い世代を採用するために、高校・専門学校から募集をかけることを考えたのですが、そのためにはまずホームページを作ることが重要だと考えました。

人材確保にはホームページを持って呼び込む準備をしないといけない？

そうですね。 今の子はコンビニに行って求人誌を買うというよりも、スマホを使って検索してホームページを見て問い合わせ、というのがあります。

他社と比較しましたか？

比較しましたね。 僕自身がアナログな人間なので、「対面しながら作らなきゃいけないのでは？」という不安はありました。
一応話だけでも聞いてみようということで、話をさせていただいたんです。

対面でなく、電話とメールのやりとりでサイト制作を進めていくのはどうでしたか？

違和感は別にありませんでした。
顔が見えないだけのことで、電話と画面上のやり取りで違和感は別になかったです。

ホームページを持つ前と、持った後で違いは感じていますか？

感じています。
取引先の方も、お会いする前に先にホームページを調べるんですよね。
なので、お会いしたときに「ホームページ見ましたよ」と言っていただく機会が増えました。

ホームページの重要さを具体的に感じたのは？

クライアント側が弊社に掲載している実績を見て、「こんなことをやっていた」「この建物のあそこの部分をやっていたんだ」「じゃあこの業者さんなら大丈夫だろう」と、調べてウラを取る必要もなくなり、スムーズに話を進められることが自分の中で一番強く感じた本当のメリットだと思います。

求人の面ではいかがですか？

最初は求人面でホームページの効果に期待していたのですが、まず見るのは生徒さんよりも進路指導の先生方が見るんですよね。「ホームページを拝見させていただきました」と。

高校、専門学校の卒業生は元々学校がルートを持っている企業さんに紹介されることが多いと思うんです。
その牙城を崩す意味で、しっかりとしたホームページがあると進路指導の先生から生徒さんへ「こういう会社があるよ」と紹介してもらえるので、生徒さんの二番目、三番目の候補に入っていけているのかなと思います。

先生から生徒さんに伝えることによって、生徒さんがホームページを見てくれるので、そういった部分での効果はありますが、直にドンと効果があるかというとまだまだです。

誰もがスマホでネットを見る時代。事業をするにはホームページは欠かせない？

それはもう絶対必要かなと思います。
企業は持っていなければおかしい時代だとも思います。

昔でいう、会社情報のパンフレットじゃないですけど、そういうものという感覚です。
信用ができるかできないかは別として、「こういう会社でこういう業種があります」と知ってもらうために持っていて当たり前みたいなものかなとは思います。