会社や自宅のルーターにサイバー攻撃のリスク
サイバー攻撃というと怪しいメールに気をつけないといけない、フィッシングサイトなど危険なホームページもある、という意識で注意されてみえると思います。
実はそのインターネットに接続するときに使われる通信機器であるルーターが知らないうちにサイバー攻撃を受けている可能性があるんです。
ルーターは会社や事業所だけでなく一般家庭でも普通にある通信機器です。
ルーターへのサイバー攻撃とは
ルーターの脆弱性をついてサイバー攻撃者によってルーターがリモートで操作されたり、情報を窃取されたりなどの被害を受ける可能性があります。
またマルウェア(悪意のあるソフトウェア)に感染させられてルーターが乗っ取られ、他のシステム(企業や公共施設など)へのサイバー攻撃の「踏み台」にされるおそれなどもあります。
怖いのがそのルーターの所有者はルーターがサイバー攻撃にあっていることを気づかないまま普通にインターネットが利用できるのだそうです。
ルーターの脆弱性?
ルーターの脆弱性というのは、
- ルーター管理画面へのログインパスワードを変更せず初期設定のままにしている
- ルーターのソフトウェアのバージョンアップがされていなくて古いままになっている
などです。
私は自分で家電量販店で購入したルーターを、自分でセットアップして利用しています。ルーターの設定などをいじったのは導入時の時だけもう10年ほど前のことでです。
そのためルーター管理画面へのログインパスワードが初期設定のままなのか、替えてあるとしたらパスワードは何か?といったことが全く思い出せませんでした。
専門業者などにルーターの設置設定を依頼した会社や個人のかたの場合はなおのこと、どのような状態なのかわからないかもしれませんね。
ルーターの感染診断チェックツール
今ご利用されているルーターがマルウェアなどに感染していないかを簡単にチェックできるツールを横浜国立大学の専門家グループが提供してくださっています。無料で数分でチェックできます。
こちらの感染診断チェックツールでは
主に以下のセキュリティ上の問題を検知することが出来ます。
- メーカーのサポートが終了している機器
- 初期設定がされずに利用されている機器
- IDやパスワードが流出している機器
- 初期ID・パスワードが機器のマニュアルなどに記載されている機器
- ファームウェアが最新でない・1年以上更新されていない機器
- マルウェアに侵入される恐れがある古いプログラム(Telnetなど)が動作している機器
感染診断チェックツール「am I infected?」の使い方
- ①感染診断したいルーターで接続しているパソコンから下記にアクセス
- ②横浜国立大学専門家グループ提供感染診断チェックツール「am I infected?」、https://amii.ynu.codes/
- ③画面右側にある「感染をチェックする」の各項目(メールアドレス、現在の環境を選択、このサイトを知ったきっかけは?)を入力
- ④「感染診断を始める」ボタンをクリック
- ⑤先に入力したメールアドレスに診断完了のメールが届きます「【am I infected?】検査結果のお知らせ」(~5分後ほど。私の場合は2分後に届きました。)
- ⑥「【am I infected?】検査結果のお知らせ」メールにある本文内に診断結果がみれるURLが記載されいるのでそれをクリック
問題がなければ「あなたのIoT機器は安全な状態です」というメッセージが表示されています。
参考になれば幸いです。
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