思わぬ数々のトラブルにあったドメインとは?|ホームページ制作のツボ
2021/9/30
ホームページを初めて作る時に独自ドメインは何がいいか悩まれることは多いと思います。
トップレベルドメインについて気をつけたいことがありますのでお伝えします。
※トップレベルドメインというのはドメインを構成する一番右端の文字列のことです。
思わぬトラブルを抱えた米国企業の事例
米国のある企業がホームページを立ち上げるにあたって取得したのが、「.xyz」というトップレベルドメイン(gTLD)を含むドメインでした。
検索エンジン最大手のGoogleが、その持株会社、Alphabetがホームページのドメインとして利用しているのが「.xyz」だったことと、その企業の製品が「xyz」と親和性があるためこちらを選んだそうです。
独自ドメインメールが迷惑メール判定される
顧客サポートのために自動で送信されるメールが迷惑メールと判定されてしまう。また個別に顧客に送信したメールでもたびたび同様なことがおこる。
SMSやFacebookでメッセージがブロックされる
SMSやFacebookで、その企業の独自ドメイン「〇〇.xyz」を含んだメッセージを送信しようとすると送信相手にはそのメッセージが届けられずブロックされているということも。
その他にもこの「.xyz」というトップレベルドメインのせいでスパム扱いされたと思われるトラブルがあったそうです。
SEOではgTLDの違いによる影響はない?
Googleのあるスタッフの発言では、gTLDの違いによるSEOへの影響は無いといわれています。
※gTLD・・・.com、.net、.org、.xyzなど
独自ドメインの取得にあたって、検索エンジンでの検索結果順位においては、gTLDの違いについては意識しなくても大丈夫と受け取れます。
しかし、今回ご紹介した米国企業の事例をみると、「.xyz」というトップレベルドメインを使ったドメインについて多くのウェブ関係者が「スパムのリスクが高いドメイン」と判断している様子が伺えます。
取得費が激安なドメイン
この「.xyz」トップレベルドメインが初めてリリースされたとき、「.com」などその他のgTLDと比べて、2桁もの激安で取得できました。※初年度は激安で、2年目以降は「.com」よりも高い。
そのせいもあって、悪意のあるものやスパマー達が1年以内しか使わない使い捨てのドメインとして大量に取得されて、それが多くのひとたちから「.xyz」というトップレベルドメインに対しての不信感につながっているのかもしれません。
「.xyz」というトップレベルドメインがダメ、だということではありません。このような事例もあったということで、ドメイン取得にあたっては慎重におこなわれることをおすすめします。
参考になれば幸いです。
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