会社のホームページについて「ホームページが見れません」「ホームページに何かエラーでている」などとお客様から教えてもらって見てみると「Webページが見つかりません 404 file not found」とメッセージが表示されている。

このようになってしまっている原因と対策などについてお伝えします。

ウェブページが見つかりません 404 file not found

このようにブラウザの画面に表示されているのはホームページが収容されているウェブサーバーからエラーメッセージが返されている状態です。

アクセスしようとしたら「そのウェブページはウェブサーバーにはありません」とエラーメッセージが返されているのです。

そして404というのは存在しないページへのアクセス時に表示されるHTTPステータスコードのひとつです。

404 file not foundエラーとなってしまう原因と対策

404 file not foundエラーとなってしまう状況としては以下のようなことが考えられます。

１）ウェブページを削除した

当初はあったその商品紹介ページだが、商品が廃盤になったため削除した。その商品紹介ページをお客様がお気に入り登録されていて再度アクセスしようとした。

対策としては「カスタム404ページ」という、404エラーの表示とともにアクセスしたユーザーにわかりやすく丁寧にホームページトップなどへのリンクを提示するものを用意するのがおすすめです。

参考
カスタム404ページで行き止まりを防ぎましょう

２）htmlファイル名を変更した

商品がバージョンアップされたので内容を更新するとともにhtmlファイル名を変更した。その商品紹介ページをお客様がお気に入り登録されていて再度アクセスしようとした。

対策としては「301リダイレクト」という設定することをおすすめします。301リダイレクト設定をすると旧htmlファイル名にアクセスがあったときに、新htmlファイル名に自動転送することができます。

参考
301リダイレクトとは？

３）htmlファイル名の記述ミス

正しいhtmlファイル名は「shouhin-a.html」なのに「shouhin-A.html」と記述ミスをしてホームページのメニューのリンクに設定してしまっていた。

※htmlファイル名や画像ファイル名は大文字小文字を区別されます。

対策としては記述ミスの箇所を修正します。また、リンクの記述をした後には正しいリンク先が表示されるかどうかのブラウザでの動作チェックをすることをおすすめします。

ホームページ全体のチェック

お客様からの指摘や、運営者の目視によるチェック以外にもツールを使って404エラーとなるhtmlファイル名等の記述ミスがないかをチェックする方法があります。

参考
リンクチェッカー

ホームページのトップURLを入力することで、ホームページ全体のリンクの記述に誤りがないかチェックしてくれるツールです。

チェックの「結果」の出力欄のさらに下に「詳細」欄では、間違った記述とその記述があるウェブページがどれかも出力して教えてくれます。

404エラーがでているURLのチェック

現状404エラーとなっているユーザーアクセスURLをサーチコンソールで確認できます。

• ①Googleサーチコンソールにログイン
• ②左メニュー「インデックス」＞「ガバレッジ」をクリック
• ③詳細＞「送信されたURLが見つかりませんでした(404)」をクリック

404エラーが起きているURLの一覧が表示されます。

ここで表示されるアクセスされたURLのなかには、ホームページ内部のウェブページに記述ミスのURL以外にも、ユーザーのお気に入りに登録されているものや、外部のホームページやブログに記述されているものも含まれます。

参考になれば幸いです。