技術の急激な発達により、様々なツールが出てきています。例えばコンテンツをAIが自動的に作成してくれたり、なんならSEO設定も自動的にAIがしますよ。運営者は極論なにもしなくてOKです。こんな夢のようなツールが出るかもしれません。しかし、それは本当に効果が出るのでしょうか。

Webの世界は過去、こういう技術のいたちごっこを繰り返しています。Goolgleなどの検索エンジンは、そういう自動ツールで作られた文章は極力検索結果から削除したいと考えている動きをしています。最初は自動ツールが通用していても、いずれ対策されて淘汰される。ということをずっと繰り返してきました。ここから学べることは（筆者の予測も入ってはいますが、）「自分自身で汗をかく必要がある」ということです。自動系ツールを使うことはこれに反しますのでAIがどんなに進化したとしても、おそらく対策され長く続くことはないでしょう。

文章に「心（こころ）」があることではないかと筆者は考えます。数十年後はもしかしたらわかりませんが、現時点でAIは心を持っていないので、自我がありません。すなわち自身の意見や考えがありません。AI(人工知能)とは、現時点の技術では、既に存在する莫大なデータをもとに、その結果を出しているにすぎません。すなわちAIが作る文章は過去に存在したデータを加工して持ってきてると言っても過言ではないということです。となると、必然的に対策もされるし、AIは考えないため、正しいかどうかのジャッジも付かないのが現状です。

そのためAIを使ったWeb運用自動ツールが今後出てきても筆者はそれを利用しようとは思いません。自身の経験から汗をかいて書くことが大切であり必須と考えるからです。これはかなり先まで変わらないでしょう。まずは簡単でも良いので、コンテンツは自身の経験から記事を書くことを強くお勧めします。

もちろんAIの存在自体を否定するわけでもなく、より人間をサポートするような使い方だったり、特定用途で絶大な力を発揮していくのではないかと想像し、期待しています。

例えばコンテンツを書くのは苦手だけど、しゃべるのは得意という方に対して、音声で話した言葉を文書化して、構成や校正までしてくれる文章作成支援AIだったりですね。

コンテンツの作成や、SEO関係、すなわちWeb運用は汗をかく必要が必ずあるということをご理解いただければ、この記事の目的は完了です。

最後までお読みいただきありがとうございました。