中小企業のホームページを自作するために必要なものや手順、注意事項などをお伝えします。ホームページ制作会社などにホームページ制作を依頼して多額の制作費や更新などにかかる費用を極力抑えたいという場合もあるかと思います。

中小企業のホームページを自作するために必要なもの

①独自ドメイン取得

独自ドメインはネット上の住所のようなものです。独自ドメインを元にホームページアドレスやメールアドレスを生成します。

例）独自ドメイン　amsstudio.jp

ホームページアドレス・・・https://amsstudio.jp

メールアドレス・・・otoiawase@amsstudio.jp

独自ドメインは早いもの勝ち。取得費数千円～。毎年更新費が取得費と同額程度かかります。

②レンタルサーバーとの契約およびレンタルサーバー諸設定

ホームページデータを預けてホームページを公開したり、メールアドレスを発行してメールの送受信などを行うために必要なのがレンタルサーバーとの契約です。

国内大手だけでも十社以上ありどのレンタルサーバーにすれば良いのかなど、自社に必要な機能は何かという見極め、レンタルサーバー毎に異なる長所や短所の判断、サポート体制はどうなのか？などなどレンタルサーバー選定には時間と手間がかかります。

また、レンタルサーバー会社はホームページを公開できるサーバーという環境を提供してくれるだけなので、自社のホームページ公開や継続運営に必要な諸設定（ネームサーバー設定やメールアドレス作成・管理、セキュリティ設定など）は自社で行なっていく必要があります。

③ホームページ制作ソフト又はWordpressなどのCMS

ホームページを制作するには大きく分けて2つのやり方があります。

1つはホームページ制作ソフトを購入して自社のパソコン内で必要なデータ（htmlファイルやcssファイル、画像ファイルなど）を作成保存し、レンタルサーバーにアップロードする方式。

もう一つはWordPressといったCMS（コンテンツ・マネージ・システム）をレンタルサーバーに自社でインストールして、WordPressの機能を使ってホームページをレンタルサーバー内で作成していく方式です。

④ホームページ制作スキル

ホームページ制作ソフトにしても、WordPressを使うにしても基本的なホームページ制作スキルやhtmlやcssといった言語についての知識やスキルが必要です。

現在はスマホやiPhoneといったモバイル端末からのアクセスが全体の半数以上を占めるようになってきています。パソコン用だけでなくモバイル端末でも見やすい表示ができるようにするための知識やスキルも必要です。

またホームページへの集客方法として「検索からの流入」をメインに考える場合には、最新のSEO対策を施していくことが重要です。

⑤ホームページに掲載するコンテンツの企画・立案

企業のホームページを制作するのはその目的があるかと思います。

多くの見込み客に「認知」してもらう。ホームページを見に来てもらう「集客」。ホームページで貴社のことを初めて知ったユーザー（見込み客）に信頼感や安心感や親しみを持っていただく「信頼感・安心感」。見込み客に問合せしていただいたり、申込みしていただく「コンバージョン」。

それらの成果をあげるためには「どのような内容（コンテンツ）」を用意すればいいのか企画・立案していくことが必要です。

⑥集客方法の企画・立案

現在ホームページは企業やショップ、行政、団体、個人と様々なホームページが無数にあり、またその数はどんどん増えてきています。

そのためホームページを制作し公開しただけではホームページへの集客は難しいです。

検索エンジン対策やコンテンツ制作や情報発信の継続、SNS集客やネット広告の活用など、集客方法の企画・立案も合わせて事前に行なっていく必要があります。

参考になれば幸いです。